2011年2月18日金曜日

仙台支部総会

今日は仙台支部総会がありました。
昨年はどうしても出席できませんでしたので、今年は何とか出席したいものだと考えておりました。
本当に2月はいろいろなイベントが重なります。
なお、本日同日開催になった登米支部には三浦副会長に代理出席してもらいました。

さて、仙台支部は私も所属している支部です。
大所帯の支部ですので、他の支部とは雰囲気が違います。
大所帯だからできること、例えばお金のかかるイベントなど。
大所帯だからできないこと、例えば全員の参加など。
会長として各支部を廻ってから、仙台支部を改めて見ると、
支部について、いろいろ考えさせられました。
また勉強になりました。

また本日は、仙台支部の役員改選が有りました。
その結果、斎藤支部長の再任が決まりました。
常任理事会の例の手作りスイーツシリーズも再任されたという事ですね。
宜しくお願い致します。

以下本日の会長祝辞です。こんな挨拶を致しました。

 本日は、仙台支部総会にお招き頂きまして有り難うございます。
一昨年の総会で宮城県土地家屋調査士会会長に選任いただき、慣れないながらも間もなく2年になります。

平素から支部長はじめ役員の方々や支部会員の皆様にご協力戴いているからこそ、本会の会務が無事に運営できておりますことをこの場をお借り致しまして、厚く御礼申しあげます。

昨年は土地家屋調査士制度60周年記念の年、そして不動産表示登記制度50周年記念の年でした。11月に、一般市民向けの周年記念イベントとして、境界や登記の大事さを伝えるための演劇「長くつをはいたネコ」を企画開催させて戴きました。

また12月には、主に役所の職員の方向けに、境界紛争解決のための制度として「裁判制度・筆界特定制度・ADR制度」について、裁判所と法務局と土地家屋調査士会との三者で講演をさせて戴きました。
このどちらの周年記念イベントも、仙台法務局と共催であり、企画の段階から一緒に作り上げるための打合せを行い、組織としても大変良い経験ができました。お手伝い戴いた会員の皆様には、心から感謝します。

60周年を迎えた私達土地家屋調査士制度は、人間で言う還暦を迎え、生まれたときに帰ることになりました。今年から、私達土地家屋調査士は、また新たな一歩を踏み出すことになります。

ここ数年、政治も社会も経済も未曾有の変革が起こっています。おそらく、これらの変革を経験した社会において、土地家屋調査士の役割は過去の60年と同じではないはずです。

60年もの長い間、制度を確立してここまで大きくしてくださった先輩方に感謝しながら、新たに、「制度として」「業務として」「個々の事務所」として、会員皆様と土地家屋調査士について検証したいと考えております。

つまり、私たち土地家屋調査士は、「過去60年間、国民の皆様の暮らしのどの分野でお役に立ってきたのか」、そして「現在どの分野でお役に立っているのか」、「今後どの分野でお役に立ちそうなのか」を、具体的に研究し行動したいと思います。

この難しい時代に、会員皆で情報と目標を共有して頑張れば、「与えられた小さなパイを奪い合うのではなく、その私達のパイを大きくすることができるはず。」と思っています。

私たち役員に対して叱咤激励をしやすいように風通しを良くしますので、何かとお声をかけていただきたいと考えております。
宮城会として把握した情報は積極的にお知らせしますので、会員の皆様も今日の生活だけでなく、明日のための行動もお願いいたします。

今後も、常に前向きな会務を心がけたいと考えておりますので今後とも仙台支部の皆様のご支援ご協力をお願い致します。

本総会のご盛会と仙台支部のご発展、支部会員皆様のご健勝をお祈り致しまして、ご挨拶といたします。

平成23年2月18日

宮城県土地家屋調査士会
会長   鈴木 修