本日10月17日(日)は、令和3年度土地家屋調査士試験の筆記試験の日でした。
受験された方は本当にお疲れ様でした。
出願者は4733人でした。去年の合格率は8.4%(対出願者数)でしたが、今年も似たようなものであれば、合格者は400人弱でしょうか。
筆記試験の合格発表は来年の1月12日です。合否は自分でもわかると思いますが、それにしてもはっきりするまで、長いですね。
まずは、ゆっくり休んでください。
ただし、ペースを落としても良いですから、1週間以上は勉強を休まないでください。試験のための一夜漬けのように積み重ねた知識は休むとすぐに蒸発します。
今回合格したと確信した方にはプロとして本当の実力をつけてもらわなければなりません。
資格試験なら2、3問間違っても合格できるでしょうが、プロはダメです。専門家として人生一度でも業務で間違ったら致命傷でしょう。
また、専門家の世界は、最後は実力の世界です。
コネなどがなくても実力があれば逆転できます。
仕事が減っていると誤解されている方もいます。ただし、それは昭和時代の典型的な登記代理のような仕事のことでしょう。それなら確かに減少しています。少子高齢化の中で所有者不明土地や空き家が問題になる時代です。それは当然です。
でも皆さんはこれから実力で勝負する方々です。昭和時代のノウハウで生きていく人たちではないでしょう。
大丈夫です。新しい時代には新しい時代の仕事があります。
少なくても、勉強を続けている私や私の仲間達はとても忙しいです。
今回不本意だった方も、合格したと確信した方も、少し落ち着いて将来を考えることになったら、個人の状況に合わせて相談に乗りますよ。
なお、集合形式の「土地家屋調査士開業・経営ガイダンス」は、コロナが一段落してきたので、これからも全国各地で開催する予定です。
近日では、このブログで予告どおり10月30日(土)に福岡で開催します。
また11月28日(日)に東京で開催を計画中です。
近々、詳細をお知らせできると思います。
頑張っている皆さんを応援しています。