東日本大震災のあった4か月後の2011年7月、ドイツ女子サッカー・ワールドカップで優勝を果たしました。大震災の直後明るいニュースとして日本中が湧きました。
決勝戦の延長戦で、宮間あやのコーナーキックから澤穂希のヒールによるボレーシュートは忘れられないゴールです。
優勝チームのゴールキーパーとして大活躍した海堀の言葉「私たちは国のために何かしたいと思っていた。自分たちのためだけにプレーしていたわけではなかった」は世界中に伝えられました。
あれから10年、今日2021年9月12日は、女子サッカープロリーグ(WEリーグ)の開幕した歴史的な日になりました。
ワールドカップで優勝を果たした日本の女子サッカーであっても、これまでは国内のリーグ(なでしこリーグ)はアマチュアのリーグでした。大半の選手はパートタイマーなどにより収入を得て、サッカーをするためにクラブに所属していました。だから生活のために、サッカーを続けられなかった人もいました。
しかし、今年この日本に「女子プロサッカー選手」という職業が確立されたのです。全国の多くの女子サッカー選手の未来が開ました。とても大きな出来事だと思います。
まだ観客は少ないですが、徐々に人気が出て、Jリーグのように定着してほしいと思います。
さて、そのW Eリーグに初年度登録されたチームは11チームです。その中に仙台をホームタウンとするチームがあります。「マイナビ仙台レディース」です。
開幕戦はホームで「ノジマステラ神奈川相模原」との戦いでした。お互いによく走り、良い試合だったと思います。結果は0:0の引き分けでした。
仙台ホームのプロスポーツチームがまた一つ誕生しました。
J リーグのベガルタ仙台、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、BJリーグの仙台89ers、そしてW Eリーグのマイナビ仙台。
チケット代で、小遣いがなくなるなぁ。