2017年3月20日月曜日

★私の本の読み方(その9)積ん読防止編

最近、新人に本の選び方と読み方について質問されることが何度かありました。
本の選び方や読み方についての私のやり方は、このブログに過去何回かに分けて書いています。
以下リンクを貼っておきます。
何かの参考になれば嬉しいです。

私の本の読み方(その1)購入編
私の本の読み方(その2)学習書籍編
私の本の読み方(その3)速読法
私の本の読み方(その4)スライドメモ編
私の本の読み方(その5)インデックス編
私の本の読み方(その6)並行読書編

さて、本日は「積ん読を防ぐ方法」です。

本には大きく分けて二種類あります。
一つは「最初から最後まで読んで身に付ける本」で、
もう一つは「必要に迫られたときに該当部分だけ開いて調べる本」です。

後者は、保険みたいなものですから、必要がなければ最後まで開かなくても良いのです。
しかし、前者は読まなければまったく意味がありません。

でも、社会人は忙しいのです。
だから買っても読まずに積み重ねておくだけの本が増えます。
いわゆる「積ん読」です。

これを防ぐ方法があります。
本を買ったら、その日に10ページでも良いから読むこと」です。

本は買ったその日が1番読書のモチベーションがあるからです。
何故なら、読みたいから買ったのですから。

でも、だんだんそのモチベーションは失われます。
極端な話、翌日には読む気がしなくなってることもあります。

後日に読む気がなくなったとしても、買った日はその本にニーズが有ったはずです。
だから読まなければなりません。
解決方法として、買ったその日の内に少しでも読み始めることが有効です。
少しでも読めば、翌日もまた読むモチベーションが維持できます。
逆に、買いたいと思った日に少しでも読むことができないと、積ん読率が上がります。
少なくても私はそうです。

アマゾンなどの通販で本を買うと、買いたい日と手に入る日にタイムラグが生じるので、積ん読が多くなります。宅配便などから受け取ったその時点が仕事の真っ最中だと、読書は間違いなく後回しになります。
極端な話、アマゾンなどの通販で買った本は、後日買ったこと自体忘れてることさえあります。同じ本を重複して買ったこともあります。
だから、本はリアル書店で書棚から取って買いたいと考えています。

また、リアル書店でも数冊のまとめ買いすると、その中の何冊かは積ん読になる率が高くなります。時間的に難しいですが、本は1冊ずつ買うことが理想です。

時間が無いからこそ、工夫して積ん読を防ぎましょう。