「Sと申します。
今年の1月24日に鈴木先生のガイダンスを受講させていただいた者です。
本日、○○会において、登録証書の交付を受け、土地家屋調査士となりましたので、ご報告いたします。
今現在、顧客はゼロですが、近傍の先輩調査士の方々が現場作業の手元の仕事をくださり、多忙な日々を送っております。
測量機械無しでの開業を計画しておりましたが、懇意にしております先生からお借りする事ができました。
周りの調査士の先生方に恵まれ、支えて頂いているおかげで、スムーズな発進が出来ております。
半年後、一年後と、どんどん自分の仕事を増やしていけるよう、どこにでも顔を出し、自分のワールドを広げていきたいと考えております。
ありがとうございました。
また、報告いたします。」
嬉しい報告です。
Sさんは、今年の大阪で開催した「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪」に参加された方です。
Sさんは、試験に合格していて、補助者歴長い方ですから、ひととおりの仕事はできるのでしょう。
でも、以前目指していた独立開業を考えなくなっていました。
何故でしょうか。
以前、Sさんから、こんなメールをいただきました。
Sさんは、この後開業ガイダンスに参加されたのです。
「私は、○○事務所にて、補助者をしております。
平成○年からですので、補助者暦は15年ほどになります。
調査士試験は平成○年に合格しております。
平成○年(補助者になった)当時は、独立開業を夢見ておりましたが、平成○年に合格した時には、独立開業への強い気持ちは無くなっておりました。
その後は開業の事は考える事もなく日々を過ごしましたが、ここ2~3年、○○歳という節目の年齢が近づくにつれ、ふたたび開業への気持ちが高まってきていました。
ここ最近は、「このままではイカン。」と、心のなかでつぶやく日々を過ごしておりました。
そのような状況の中、今回のガイダンスのお話を頂き、鈴木会長のブログを拝見しました。
深く感銘を受けました。
「そのリスクに付き合いながらそれを楽しむことができるのなら、逆に「自分の人生を自分で決めることの嬉しさ」も感じることができる世界とも言えます。」
いちばん胸に突き刺ささったフレーズです。
おかげさまで、目が覚めました。
リスクを恐れ、踏み出す事から逃げていました。」
このブログのフレーズとは、2015年12月2日「あなたの将来を匿名の落書きで決めるのですか」の中に書いたものです。
平成○年からですので、補助者暦は15年ほどになります。
調査士試験は平成○年に合格しております。
平成○年(補助者になった)当時は、独立開業を夢見ておりましたが、平成○年に合格した時には、独立開業への強い気持ちは無くなっておりました。
その後は開業の事は考える事もなく日々を過ごしましたが、ここ2~3年、○○歳という節目の年齢が近づくにつれ、ふたたび開業への気持ちが高まってきていました。
ここ最近は、「このままではイカン。」と、心のなかでつぶやく日々を過ごしておりました。
そのような状況の中、今回のガイダンスのお話を頂き、鈴木会長のブログを拝見しました。
深く感銘を受けました。
「そのリスクに付き合いながらそれを楽しむことができるのなら、逆に「自分の人生を自分で決めることの嬉しさ」も感じることができる世界とも言えます。」
いちばん胸に突き刺ささったフレーズです。
おかげさまで、目が覚めました。
リスクを恐れ、踏み出す事から逃げていました。」
このブログのフレーズとは、2015年12月2日「あなたの将来を匿名の落書きで決めるのですか」の中に書いたものです。
私は常に、ガイダンスもブログも他人の人生に深く関わっていることの責任を感じています。
これは「ガイダンスは無料だから」というような言い訳ができないことは覚悟してやっています。
仕事や人生は必ずリスクがあります。
このリスクと付き合えるかどうかは、本人の問題です。
おそらく、本人もやってみないと分からないかもしれません。
他人ならなお分かりませんから、無理に背中を押すことはしません。
「やりたいなら、こういう方法がある」と教えるだけです。
もちろん私は、勝手に土地家屋調査士界の研修部長や広報部長をしているからには(笑)、一度でも土地家屋調査士を目指してくれる方には、土地家屋調査士として満足した人生を過ごして欲しいと願っています。
だから、このような報告をいただくととても嬉しいです。
私のガイダンスでは、「業界の先輩や仲間は商売敵ではない」と言っています。
仕事の見込みが無くても、最初は先輩の仕事を手伝うという選択肢があるのです。
彼の報告を読めば、よく分かるでしょう。
勝手なビジネスモデルを考えてグズグズしていないで、もっと広い世間に目を向けて欲しいと思います。
いずれまた、どこかで開業ガイダンスを開催します。