最大震度こそ5弱ですが、マグニチュード7.4は阪神淡路大震災7.3を少し上回るものです。
また、今回は久しぶりに広い範囲に津波警報が発信されました。
警報では津波の最大の高さは3メートルと言われました。
東日本大震災で土地が沈降しているエリアには、僅かな津波でも大きな被害になります。
この点は忘れてはいけません。
幸いにも早朝だったので、大半の方がニュースを見ていたこともあり、大きな被害が出なかったと聞いています。
毎回書いていることなので恐縮ですが、ここで再度申し上げたいことが2点あります。
まず、1点目。
考えたくないでしょうが、本震はこれからかも知れません。
私達は東日本大震災でも熊本地震でも、このことは経験しています。
今後何も無ければラッキーというだけです。
まずは、準備をしましょう。
食料や水、ガソリン、電池は充分でしょうか。
非常食や保存食の賞味期限を確認しましょう。
風呂水を溜めておきましょう。
できるだけガソリンは満タンに近い量に給油しておきましょう。
3日間停電しても何とかなる電池などを確認しておきましょう。
明かりだけでなく、暖房や携帯電話のバッテリーも問題になります。
持病の薬を定期的に飲む必要の有る方は、ある程度の期間の薬も必要でしょう。
また、住まいの内外の危険物は無いかのチェックや避難経路の確認も家族で話し合っておきましょう。
今回の津波対応で、避難所等の段取りや手配などご苦労された方も多いでしょう。
そして問題が無かったので、その努力がほとんど無駄になったかも知れません。
あの東日本大震災で大きな被害を受けた住民でさえ、もう喉元を過ぎた意識なのかも知れません。「どうせ・・」などの声を聞きました。
地震等の災害に遭ったときには「大袈裟」「無駄骨」という言葉は禁句です。
自然災害に対して、斜に構えて見切っているように格好つけることが、一番格好悪いと思っています。
毎回、やれることのベストを尽くすことが、家族や社会や自然に対する責任だと思います。
正しい情報と正しい判断、正しい行動をお願いします。
Yahoo!地震情報 より |