2016年8月30日火曜日

ゴーストバスターズ

ゴーストバスターズ(2016)を観ました。
良いですねぇ、お馬鹿映画。


あの大ヒット映画「ゴーストバスターズ」は1984年ですか。
32年前ですね。
あの大ヒットソング「ーストスターズ!」
一度聴くと一日中頭の中で鳴っていましたね。

ユニークなゴーストが出てきて、とても楽しいコメディでした。
何も考えずに映画館に行って、「あーっ楽しかった」って帰ることのできる映画でした。
あの当時は、4人集まってバックパックを背負って掃除機を持てば、それだけで余興が成立しました。

さて、今回は男性4人の主役を女性4人に置き換えてのリメイクです。
最近の映画は昔の名前でヒットを狙うという安易なリメイクや続編が多すぎます。
あれだけのヒットした映画を今再び作る意味がはたしてあるのか、このゴーストバスターズもそんな思いで見に行きました。
確かに文句を言いながらも「ゴーストバスターズ」の新作が出たというだけで、観に行った段階で、制作側の思うつぼな状態だったのですが。

さて、観てどうだったのか。
いや面白かったですよ。
何しろ32年も経っているのです、SFXの技術が比べものにならない進化をした中でゴーストを作っています。それだけでも観て嬉しいですよ。

昔のファンにも配慮されていて(ゴーストバスターズの名前を使ったからには当たり前ですが)、ファンご存知のゴーストが出たり、お約束の展開があったり、前作の出演者もカメオ出演したりします。
ここは詳しく書いてしまうとネタバレになりますので我慢します。

何故男性が女性に変わったのかの理由ですが、アメリカでは女性に変更になったことでいろいろ批判が有ったらしいですが、私は4人それぞれのキャラが立っていて悪くなかったと思いました。
この変更は、おそらく単純に前作と比べられてしまうことを避けたのだと思います。
注文があるとすれば、もう少し4人のキャラを一人一人丁寧に描いても良いかと思いました。
まあ、続編が有りそうだから、そこで描けば良いだけですが。

とにかくコメディは、難しい評論などせずに楽しいか楽しくないかだけですからね。

今回の特筆すべきは、黒一点の男子です。
最高のお馬鹿キャラですね。
ゴーストバスターズ事務所の受付として雇用した男子ですが、とにかくお馬鹿。
演じているのはマイティ・ソーのクリス・ヘムズワースで、すでに人気者ですが、まさかのお馬鹿キャラでも新たな人気が出るでしょうね。
エンドロールでは主役ですからね。

コメディは、理屈じゃないから合う合わないは有ると思います。
でも、結論として観て良いと思いますよ。
前作を観ていなくても、何の予備知識もなくても楽しめると思います。
ただし、前作のネタもちりばめられているし、カメオ出演発見の楽しみも有るので、可能なら前作を観てからの方が、より楽しめるでしょうね。

疲れたとき、嫌なことがあったとき、気分転換には特効薬だと思います。
「あーっ楽しかった」とは言えると思います。