2014年7月8日火曜日

北海道および関東ブロック協議会総会にて


先週末は、北海道ブロック協議会総会と、関東ブロック協議会総会とのハシゴをしました。
仙台を越えて、北海道から関東に直接飛ぶというスケジュールでした。

そして東北ブロック協議会総会は今週末です。

「ブロック協議会総会はお祭り」という見方もあるでしょう。
確かに総会議事も、比較的早めに終わります。
東北ブロック協議会のように「ブロック協議会はもともと情報交換の場であり、事業は単位会でやるもの」という位置づけだったブロックもあります。
それなら「本当にブロック協議会総会は必要か」という疑問も出るでしょう。

疑問の意味も分かります。
それでも私は有意義だと思います。

地元では強い意見を言う人が役員になる事例が多いのかも知れません。
(または逆に、まったく当たり障りがない意見の無い人かも知れませんが)

(意見の無い人は論外として)自分の地域しか知らない人は、独自の理屈(理論にもならない)だけで発言します。

意見の強い人も自分の地域では会員を煙に巻くことができるかもしれませんが、他の地域に対しても説得力が無ければ、それは理論では無く、本人の我にしかなりません。

ブロック協議会総会は普段会えない地域の会員代表が集まって、昼も夜も議論するのです。
このように他の会の役員と議論できることは、普段の自分達の発言を見つめる良い機会になるはずです。

会長や副会長は他の会の役員と話しする機会が多いですが、それ以外の理事であればこのような機会は少ないので貴重なはずです。自分達を含めた今の制度がおかれている状況分析や、自分達の意見の客観的分析ができる場所のはずです。

ブロック協議会や単位会の枠組みは自分たちで作ったのではなく、法務局の管轄に準じているだけです。それだけの話しなのに、そのブロック間や単位会間で垣根を作っていても仕方ありません。

我々の中に「境界」を作っているとすれば、境界の専門家としてADRもできませんね。
このような機会に皆で胸襟を開いて議論して、同じ未来を目指したいものだと思います。