昨年から予告していた土地家屋調査士鈴木修塾「建物業務」ですが、以下のとおり受講案内をいたします。
LINEグループによる正式な研修は4月中旬から始める予定ですが、今回は早めにご連絡いただいた受講希望者が数人いましたので、既にその方たちでLINEグループを作って、課題図書を読み始めていただいております。そんな状況ですので、受講希望の方は早めのご連絡をお願いいたします。
【鈴木修塾(建物業務)】
・LINEグループによる約2ヶ月間の事前講義
・電話等による事前個別講義(適宜)
・現地建物調査も含む3泊4日の合宿形式の講義
建物業務を簡単に考えている方が多いですが、結構奥深く判断する必要性があります。
ある意味土地業務よりも事故が多い面があります。
建物業務の基礎から応用までを、現場作業も含めたワークショップを通じて説明します。
また報酬計算方法や、建物業務を中心とする場合の事務所経営のコツを説明します。
初心者は、必ず事故なく登記申請できるまでにします。
現役の土地家屋調査士の方には、建物業務で他と差別化ができることを説明します。
また塾に参加された方が受講後開業した際には、受託した業務について疑問があれば、個別にサポートもしております。安心して開業ができると思います。
【日時】令和7年6月12日(木) ~ 6月15日(日)
6月12日(木)
13:30 ~ 18:30 講義
19:00 ~ 21:00 懇親会
6月13(金)
9:00 ~ 20:00 講義
20:30 ~ 補講・フリートーク(希望者)
6月14日(土)
9:00 ~ 20:00 講義・フィールドワークあり
20:30 ~ 補講・フリートーク(希望者)
6月15日(日)
9:00 ~ 14:00 講義
14:00 ~ 希望者に対する個別相談
【場 所】
講義:エスポールみやぎ(宮城県青年会館) (仙台市宮城野区)
現場実習:仙台市内及び周辺地域
【受講料】 132,000円(税込) 宿泊や飲食は別途
【参加対象者】
・試験に合格したが、近くに補助者として勉強できる事務所がない。
・司法書士や会社の役員など別の事業をしているので、それらの仕事と並行して補助者勤めをすることは現実的ではない。
・補助者勤め中であるが、今の事務所では自分の望むレベルの勉強ができない。
・補助者勤め中であるが、事務所の業務が偏っているので、総合的な実力が付かない。
・補助者勤め中であるが、このペースなら独立まであと何年かかるのだろうかという不安がある。
・補助者として業務経験はできているが、理論の裏付けがなく不安だ。
・事務所では、ほぼ一定のハウスメーカーの業務しか経験できないので、それ以外の建物業務が不安だ。
・土地家屋調査士として長年の経験はあるが、理論的な裏付けや、トラブル防止、お客様対応のコツなどを、この機会に再度確認したい。
・定年近くで開業するので業務は建物業務だけに絞りたいが、コツが分からない。
【受講申込みの方法】
*受講ご希望の方は以下のとおりメールをお願いいたします。
件名は「鈴木修塾6月建物業務受講申込み」等、内容がわかる書き方でお願いします。
鈴木修宛 mucha@rr.iij4u.or.jp
お名前と当方から電話して良い時間帯と電話番号をお知らせください。
お問合せもご遠慮なくメールでお願いします。
メールを確認してから、個別に詳細をお知らせいたします。
【受講申し込み締め切り】
上記のとおり4月の中旬からLINEグループによる講義が始まりますので、基本的には4月13日頃で締め切りにします。
【その他】
*合宿形式と宿泊について
合宿形式ですが、宿泊場所は任意です。ご自宅から通っても構いませんが、事情が許せば泊まっていただいた方が良いと思います。20時の講義が終わってからも希望者に補講していますが、私の部屋で夜中まで全員でフリートークになることが通例です。補講的な意味だけでなく、受講生どうしの情報交換の場でもあります。楽しいですし、刺激も受けることでしょう。
夜も適当な時間まで参加してからご自宅や別のホテルにお帰りになることも構いませんが、せっかくの機会ですから全国から参加する皆さんと同宿される方をお勧めいたします。
この会場に宿泊なら、1泊4000円(素泊まり・税込)の破格の安さになると思います。
ある程度の宿泊枠を押さえていますので、ご希望なら一緒に予約します。
*講義の目的と内容について
過去、資格試験合格前の方から土地家屋調査士歴30年前後の方まで参加されていますが、受講した皆さんから好評をいただいております。これについては過去のブログをご参照ください。
どの段階の方にでもお役に立てて、どの段階の方でも付いて来られる講義内容のはずです。
もちろん、事前の約2ヶ月間のLINEグループによる研修と個別の電話指導で、講義に付いてくるための基礎知識と、本の読み方から指導しています。
土地業務は着手する当初から、境界トラブルとか隣地との人間関係とか、問題点が分かりやすいのです。だから業務中に気をつけるし、最初から先輩に相談したりして事なきを得ます。
その反面、建物は見かけが簡単そうに見えるから、隠れている問題に気づけずに事故が発生することがあります。問題をこじらせてから後輩が相談に来て、解決のアドバイスに苦労することがあります。
鈴木修塾では、事故例を検証しながら、必ず事故がなく登記申請をできるまでにします。
*その他
受講後も受講者と私の間の情報交換や質問・相談のためにLINEグループに参加してもらっています。業界内で意識の高い頼もしい仲間ができることが良かったという受講生も多いです。
そこでは、塾に参加された方が開業した際には、その方が受託した業務について疑問があれば、私も個別にサポートもしております。安心して開業ができると思います。
現役の土地家屋調査士の方には、建物業務で他と差別化ができることを説明します。建物報酬1件強の受講料ですので、論点の整理にいかがでしょうか。