2020年11月29日日曜日

私の名刺管理方法2020

私の名刺管理の方法は、以前このブログでも紹介したことがありますが、現在の考えかたを紹介します。

私は土地家屋調査士会の役員を長年やってきましたので、会議などで一度に何人もの初対面の方と挨拶をさせていただく機会が多いです。親しくご挨拶しながらも次回まで覚えておかないと失礼だと思いますが、なかなか難しいです。

研修会の講師の機会も結構ありますが、その場合は更に多くの方々と名刺交換します。一対何十人ですから、相手の方々は覚えてくださるかも知れませんが、私の方は大変です。

そこで私は10年以上前から名刺交換時に写真を使っています。名刺交換の際に交換相手の顔写真も撮らせてくださいとお願いすることが多いです。名刺と顔写真をその場でスマホで撮影するのです。

この方法は多数の人と名刺交換をする際にはとても有効です。

名刺の次にその人の顔写真、名刺の次にその人の顔写真、を繰り返し撮影します。スマホは常に携帯していますので、忘れることがありません。そしてスマホで撮ると、日時と位置情報が一緒に記録されます。

帰ったらそれらを写真データのままコンピュータの一つのフォルダーに全部入れます。すると、何の分類もせずに名刺・顔写真、名刺・顔写真、が時系列で整理されます。

時系列で並べておけば、自分のスケジュールと対比させれば、いつ何のイベントで会った人かすぐに判明します。また逆にあの日に会った人ということでフォルダーを見れば、中途半端な名刺管理ソフトよりも簡単に名刺にたどり着きます。

なにしろ日付だけでなく、時分秒まで記録され、会った順番まで分かるので、当日の名刺交換の場面を思い出しやすくなります。

もちろん位置情報も記録されていますので、日時がわからなくても「鳥取市であった人」など場所だけで検索することもできます。

一日に30人と名刺交換をすれば、後日に名刺を見ても誰か分からないことも多いでしょう。誰か分からない名刺には意味が無くなります。顔写真があれば、何を話した人か、どんな人か思い出しやすくなります。

私が名刺管理の基本を画像ファイルにしているのは、私が過去様々なデータベースソフトに何度も失望したことがあるからです。

ウィンドウズ以前から私は様々なデータベースソフトで名刺を管理してきましたが、そのソフトベンダーが潰れたり、ソフトベンダー側の都合でバージョンアップしなくなったりして、名刺のデータが使えなくなった経験があるからです。そのソフトを使うために汎用性のないファイル形式にしてしまい使えなくなったデータも多いです。

ですから、今後も無くなる可能性のない画像ファイルで管理することが一番安全だと考えています。

加えて、名刺は画像ファイルだけでなく、クラウドサービスのEvernoteとEightでも並行管理しています。

EvernoteもEightも画像をアップしておくだけで、OCRをかけて画像から氏名等をテキスト化してくれてますので、検索にヒットするようになります。

名刺に限らず、データを複数の方法(サービス)で管理することは、そのサービスの得意な方法でデータを検索できるというメリットがあります。探したいときは急ぐときです。検査手段が多い方が良いに決まっています。

また複数の手段を持っていると言うことは、何か不測の事態が起こっても、他のサービスは残るので、私のデータは必ず残るということになります。

スマホ内の名刺写真と顔写真は、スマホの容量が許す限り消しません。他の写真を消すことがあっても、名刺と顔の写真はできるだけ残します。常に持ち歩く携帯に入っているので、出先で助かることがあります。


さて、「顔写真を撮らせてくれって言うのは嫌がられませんか」と質問されたことがあります。

私もさすがに初めて会ったお客様すべての方に「写真を撮らせてください」とは、なかなか言えません。特に初対面の女性にはお願いしづらいです。その場面とその方の雰囲気を見てお願いしています。

まあ、今まで顔写真を撮らせてくださいとお願いするときには、「あなたを忘れたくないから」という思いで撮らせてもらうので、拒否された事はありませんが。

写真をお願いするチャンスがなかった人については基本的に名刺だけで管理をしますが、特に覚えておきたい人については、インターネットを検索します。有名な人はもちろん、SNSなどの時代ですからネット検索で結構顔写真が拾えます。

その場合の写真データは、名刺画像フォルダ内の時系列と位置情報の管理はできませんのが、Evernoteで管理します。

名刺と顔写真での管理はとても有効ですから、試してみてください。






2020年11月24日火曜日

東京のガイダンスは少し様子を見ながら募集を続けます

このブログで紹介しているように、私は土地家屋調査士の新人や受験生のためのガイダンスを長年開催してきました。
そのガイダンスには、毎年たくさんの方が全国各地から飛行機や新幹線で参加されますので、今年は開催回数と開催場所を増やすとこのブログで約束しました。

しかしコロナウィルスのせいで、今年のガイダンスは2回だけに留まっておりました。
その後、コロナ対策もある程度浸透し、国のGO TO トラベル・キャンペーンも開催中なので、そろそろ気をつけながら開催できると考えました。ガイダンスに参加される受講者にとっても、そのGO TO トラベル・キャンペーンで宿泊費等の負担も減るでしょうし。

そこで、先日「令和3年1月23日(土)に『土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京』はいかがでしょうか?」というブログ記事を書きました。
http://fermatadiary.blogspot.com/2020/11/3123in.html

残念ながら、また感染者が増えてきて、このブログの直後に国のGO TO トラベル・キャンペーンの一部見直しが検討され始めました。
そうなれば、さすがにガイダンスの開催は断念すべきと思います。

とは言え、既に参加申込みの連絡もいただき始めております。さらに私のスケジュールや会場の予約などの問題もあり、この令和3年1月23日(土)の日程は動かさずに様子を見ようと思います。

こんな状況ですが、参加に興味をもたれた方はご連絡ください。
恐らく年末に開催を判断することになりますが、開催日にGO TO トラベルキャンペーンが有効の見通しであれば開催しますし、開催となれば会場を押さえるためにも早めに人数の目安が欲しいのです。

もちろん、状況によっては無理はしません。
今までどおり個人相談も受け付けます。


土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京(仮)
日時:令和3年1月23日(土) 午後13時頃から17時頃
会場:東京
会費:3000円程度(会場費・コロナ対応等実費一部負担)
受講対象者:
・土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと迷っている方
・事務所開業しちゃってこの先どうすれば良いか困っている方
・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方
・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方
 人生がかかっているのでご家族同伴でも結構です。
 *ガイダンスの詳細は以下のブログなどを参照ください。






2020年11月19日木曜日

令和3年1月23日(土)に「土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京」はいかがでしょうか?

予想されていたこととは言え、冬になってコロナ感染者はまた増えてきました。
こんな中ですので、例年開催していた土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスを今年各地で開催することはとても躊躇していました。

さて、10月18日(日)に土地家屋調査士の筆記試験が終わりました。
この筆記試験後に手応えがあった受験者からの個別の開業相談も増えてきました。
もちろん、このまま個別の相談も受けます。
しかし、他の人の質問にも触れられるガイダンスは、個別相談では得られないメリットを有していることを確信していますので、やはり何らかの形でガイダンスをした方がよいなとも思っています。

このまま落ちつくまで開催をしないという選択肢もあります。またzoom等による開催も有り得ると思います。
しかし受講者のためを考えれば、対面によるガイダンスが一番だと思っています。

ということで、なかなか開催できない土地家屋調査士事務所・開業・運営ガイダンスですが、皆さんに開催を相談したいと思います。

たとえば以下のような開催計画をしたら、受講希望者はどの程度いるのかを知りたいと思いますので、予定で良いから教えてください。
希望者の人数により開催を実行します。


土地家屋調査士事務所開業・運営ガイダンスin東京(仮)
日時:令和3年1月23日(土) 午後13時頃から17時頃
会場:東京
会費:3000円程度(会場費・コロナ対応等実費一部負担)
受講対象者:
・土地家屋調査士試験合格したけれど開業できるのかなと迷っている方
・土地家屋調査士の先行きは大丈夫かなと迷っている方
・事務所開業しちゃってこの先どうすれば良いか困っている方
・法人に就職して独立するはずだったんだけどなぁと後悔している方
・久しぶりに鈴木の話を聞きたいなと思った方
 人生がかかっているのでご家族同伴でも結構です。
 *ガイダンスの詳細は以下のブログなどを参照ください。


1月23日頃は、受験生は口述試験も終えて、ホッとしている頃でしょうか。
本来はワクチン等が出回ってくるまで開催を待てば良いのかも知れません。
しかしこれ以上遅いと、生活のためと考えて、飼い殺しのような事務所・法人や、土地家屋調査士法で認められていない雇用を選択する合格者も出てくると思っています。
そんなことをしなくても、十分に生きていける方法を教えたいと思います。
ですから、その判断をしてしまう前に開催したいと考えました。

会場は、とりあえず東京とします。
会場等は、いつものように参加人数を見ながら決めたいと思います。
しかし、他の地域の参加者が多ければその地域に変更しても良いと思っています。
また、昨年も東北から九州まで遠くから飛行機や新幹線に乗って、なおかつ宿泊もして、多くの方々が参加してくださいました。結構な負担をして参加する方がいますので、このガイダンスの参加希望者がまとまれば開催を検討致します。
費用に関しては、コロナ対応をしっかりできる会場を借りるつもりなので、例年よりも費用がかかります。
費用の一部負担の協力をお願いします。

ただし、今回は無理に開催はしません。

普段は開催ギリギリになってからの参加申込みが多いのですが、参加を迷っているということだけでも、できるだけ早めにご連絡ください。
ご連絡をいただいておおよその人数の見通しがつけば、具体的なコロナ対策もできる会場を予約できますので。
また、あまり連絡が無ければ今回は開催を見送ります。

連絡先
鈴木修アドレス mucha@rr.iij4u.or.jp









2020年11月9日月曜日

リングノートカバー 大人のリングノート完成

買ってからまだ半月ですが、既にとても気に入っているノートカバーがあります。

渋いでしょ


アシュフォードのリングノートカバーです。


私がリングノートが好きだと言うことはこのブログで以前も書きました。

「リングノートは一冊使っています」2010年6月16日

http://fermatadiary.blogspot.com/2010/06/blog-post_16.html

「ソフトリングノート コクヨ」2015年8月6日

http://fermatadiary.blogspot.com/2015/08/blog-post_6.html


その中でも書きましたが、私が考えている「リングノート」が他の「とじノート」に優る点は、以下の点です。

  1. 目的のページを開いたままでも鞄に入れることができる。
  2. 開いたときにフラットになる。
  3. 折り返せばコンパクトに開くことができる。
  4. 下敷きが要らないので、机が無くても書きやすい。
  5. お客様の前でも折り返せば他のページを見られない。
  6. 書いたページを切り離せる。


お客様との打合せノートは革カバーのものを使っていましたが、リングノートにも中学生が持っているようなノートではない大人仕様のものが欲しいと思っていました。

開いたところ

高級仕様のリングノートが無ければ革カバーなどを考えるべきなのですが、普通の革カバーをつけると裏側に折りたためなくなります。それではリングノートの優れた機能がなくなります。

これ以上曲がりません


最近見つけたのがこのカバーです。

これは革と裏の生地の間が袋状になっていて、ページを挟み込めるような構造です。


袋状になっています

この形が2枚でワンセットになります。


表紙を差し込みます

リングノートのおもて表紙とうら表紙をこの部分にそれぞれ差し込みます。

表紙だけのカバーになります。だから革カバーをつけたまま裏側に折りたためるのです。

反対に折りたたむことができます


カバー付きのまま折りたたんだ状態です


難点は、このカバーは表紙だけであり背表紙部分が開いているという点です。

表紙からはみ出たリングの付近の色や素材によって間の抜けた感じになります。


どうでしょうか。上の写真のリングは透明で、黄色の表紙が見えます。


こちらの写真は、リングは黒のダブルリングで、若草色の表紙が見えます。

好みの問題もあると思うのですが、上の写真はサイズの合わない服を着ているようにも見えます。

せっかくの革の持つ高級感が薄れてしまうでしょう。

私の美意識の中ではナシです。


そこでたどり着いたのが、以下の組み合わせです。


  • アシュフォードのリングノートカバー  (A5版 定価8,000円+税)
  • カスタマイズ・ツイストノートとじ具(ブロンズ色)
  • 黒表紙のダブルリングノートから外した表紙

ちなみにペンは、サラサグランドのゴールドです。


渋い大人のリングノートができました。


なお、表紙を差し込むだけだから、どんなに薄いとじノートでも、どんなに分厚い書籍でも、表紙カバーとしても使うことができます。



商品としてはA5版とA6版があり、革の色はこのブラウンの以外にブラックがあります。

なお、カバー周辺のステッチは、ブラウンは青で、ブラックが赤です。


どうですか、これを持っているだけで、仕事できそうな大人に見えるでしょ。

実際できるんですけど。









2020年11月1日日曜日

かどまるPRO

 「かどまる」という文具を知っていますか?

これです。「かどまるPRO」です。


ほかにも「かどまる」のシリーズには、「かどまる3」「かどまるん」「かどまるPRO-NEO」があります。

用紙などの角をひたすら丸くするだけのカッターです。

「じゃあ、角を丸くするってどんな場面で使うの?」という疑問が湧くでしょう。

実は私もそうでした。

ラミネート加工した資料などの角が危ないので丸く加工したり、女性の名刺の角を丸くしたりは思いついたのですが、紙の角を丸くしたりすることはそれほどのニーズが有るか分かりませんでした。

実は、「かどまる」は以前にも買ったのですが、何に使うべきか思いつかずに、すぐ飽きて大事にしなかったので壊れてしまいました。

今のは「かどまる」としては2代目です。今度は必要だと思って買いました。

私のシステム手帳のリフィルは手作りのものが多いのですが、そのリフィルの内側の角を丸くするとリフィルどうしが干渉しづらくなるということを聞いたからです。


さて、「かどまるPRO」のカットの大きさですが、3種類の角の半径が、Sサイズ(3mm)・Mサイズ(5mm)・Lサイズ(8mm)と選べます。

また、カットした角は「かどまるPRO」の中に収納されますので、紙切れが飛び散ることもありません。


名刺の角などはSサイズが良いでしょう。

私は名刺には使わないと思いますが。


デイリーメモとして私はA4版とM5(マイクロ5)を使っていますが、どちらのリフィルもコピー用紙に印刷したものです。コピー用紙なのでリフィルとしては用紙の腰が若干弱く、角が折れやすいのです。

A4版デイリーの角はLサイズでカットしています。

以下の写真は角を丸くしたところです。

このリフィルも、結構角が折れていましたが、ページが折れにくくなりました。

A4版のリフィルは、持ち歩きと収納のバインダーの都合で4穴とワンサードピッチの穴を両側に空けています。このあたりの使い方は後日のブログで紹介します。


マイクロ5(M5)のリフィルの角はMサイズでカットしています。



上の写真が、私のマイクロ5のシステム手帳です。

これは持ち歩き用なので、角だけでなく結構リフィルどうしの内側のトラブルが多かったのですが、トラブルが減りました。



薄いピンクの用紙のリフィルで角を丸くしたらとても可愛くなりましたね💗


以下は、ご存じキャンパスノートです。


右下の角がオリジナルで、右上の角がまるくカットしたものです。

どうですか?

誰にでもお勧めとは言いませんが、角が丸くなっただけで、キュートになります。

今はそれほどの意味が無くても、眼に付くノートをまるくしたくなっています。


ええ、分かっていますよ。皆さんの言いたいことは。

「先にお前の性格をまるくしろ」って言いたいんでしょ。

残念ながら、わたしの性格は「かどまるPRO」の隙間には、素直に入りませんから。