以前このブログで修正テープを紹介しました。
「ミニサイズ修正テープ4.2m ミドリ」 2015年12月4日
「ポータブル修正テープ エーワン」 2016年5月26日
いつも使うわけでもないのですが、修正テープは常備しておけば確実に助かる場面があります。
各社からいろいろな種類の修正テープが発売されていますが、最近は特に形状や大きさのバリエーションが豊富になりました。各社が工夫を重ねて生み出した製品ですから、それぞれ手に持ったときのフィット感が違います。修正テープは手先の道具ですから、できれば文具店で握ってから購入した方が良いと思います。
この修正テープですが、修正が必要な文字の上に引き始めから引き終わりまでピッタリとテープを転写することが結構難しいことがあります。
これは、修正テープを引くときに、テープを巻いているローラーが想定よりも重くて、綺麗に回らないことがあるからです。
調べてみると、どうもテープのたるみ防止のために、敢えて負荷がかかるようになっているようです。そしてテープが使われるに従ってリール径が小さくなるので、更に重くなります。これによってどんどんコントロールしにくくなります。
文字を綺麗に消すために修正テープを使うのに、修正テープが狙ったとおりに転写されず、何回か重ねてしまい、結果的に修正跡が綺麗でなくなってしまうことがあります。
おそらく、皆さんも経験有るでしょう。
さて、本日ご紹介する文具ですが、トンボの修正テープの「MONO AIR」という製品です。
何がAIRかというと、引き心地がとても軽いからです。
テープのたるみ防止のために、そのテンションに負荷をかける方式ではなく、テープを紙面から離したときに回転にロックがかかる方式を採用したのです。
テープ幅に3種類があって、4.2mm×10m、5mm×10m、6mm×10mの商品ラインナップです。
使い切りタイプと詰め替えタイプがあります。
写真は5mm×10mの使い切りタイプです。
実際に使ってみると確かに軽いのです。
変な負荷がかからないのでコントロールしやすく、以前の製品よりは綺麗に転写できています。(個人の感想です)
まだ使い切っていないので最後まで軽いのか経験していませんが、理屈から言っても最後まで軽いでしょう。
使い切りタイプが定価250円+税、詰め替えタイプが定価300円+税ですから、試してみても良いでしょう。
「普通使い切ってから紹介するでしょう」って?
ごめんなさいね。
このMONO AIRは発売直後の2016年6月から使っているのですが、まだ使い切りません。
何せ、私、なかなか失敗しないので。
仙台市で土地家屋調査士事務所を開業している鈴木修の個人ブログです。 2015年5月まで宮城会員や全国の土地家屋調査士の新人に向けて書いてきた「宮城県土地家屋調査士会の会長ブログ」を、そのまま個人ブログに引き継いだものです。 土地家屋調査士の制度や専門家としての事務所経営の考え方を書いてみたり、個人的な趣味や今考えていることについても書いていきます。興味のある分野だけ拾って読んでみてください。
2018年4月24日火曜日
2018年4月20日金曜日
サラサマークオン ZEBRA SARASA MarkON
新年度第二弾も文具ネタです。
ジェルインクは、油性インクと比べてとにかく滑らかで発色が良いという特徴があります。ここがとても気に入っているところです。
あのジェットストリームはそれまでの油性インクの概念を変えたと言われる滑らかな書き心地のボールペンですが、それでもジェルインクには敵いません。
それに対して改良を加えたのがサラサドライです。
書いた紙に早く染みこむインクのようです。
以下試してみました。
書いてから5秒後に文字の上をマークしてみました。
上から
1.万年筆
さすがに5秒後ではまったく乾いていませんので最悪の結果になりました。
2.万年筆
ルール違反ですが、乾いてからマークしてみました。それでも当然汚れますね。
3.エナージェル
やはりジェルインクです。書き心地はとても良いです。
これだけ太さが1mmなので若干不利ですが、当然汚れています。
4.ジェットストリーム
今や高性能油性インクボールペンの代表です。さすがに汚れていません。
この点でもお勧めのボールペンですね。
5.シャーペン
これは0.5mmのHBです。汚れていません。
芯の硬さによっては汚れる可能性もあります。
6.プラマン
世界的ベストセラーのぺんてるのプラマンです。
あのペンジャケットシステムにも使われたペンです。
「ITOYA110 ペンジャケット システム」 2016年10月3日
プラスチック製ペン先の万年筆ですから当然汚れます。
7.サラサ
サラサボールペンのスタンダード。
5秒後にマークするとやはりインクが流れて汚れます。
8.サラサドライ
サラサドライになると、かなり改善されていますが、それでも少し汚れます。
9.サラサマークオン
5秒後にマークしたけれど、まったく問題ありません。
書き心地とこの性能は、マークする可能性のある場面ではお勧めです。
新年度と言えば、入学や入社などで環境も変わる方も多く、その方々に向けて文具界も限定商品を発売したり、各地で文具フェアを開催したりしていて、私は入学も入社もしないのに楽しい季節を迎えています。
さて、今日紹介する文具は「サラサマークオン」というボールペンです。
あのゼブラのサラサのシリーズの新製品で3月に発売になったものです。
あのジェットストリームはそれまでの油性インクの概念を変えたと言われる滑らかな書き心地のボールペンですが、それでもジェルインクには敵いません。
この滑らかさと発色の豊かさで、最近はゼブラのサラサシリーズを日常使いしています。
「サラサクリップ レッドブラック」 2017年3月31日
「サラサスタディ 質より量の勉強」 2017年4月20日
ただし、ジェルインクの欠点として、乾きにくく書いた文字でノートが汚れやすいという問題があります。
「サラサクリップ レッドブラック」 2017年3月31日
「サラサスタディ 質より量の勉強」 2017年4月20日
ただし、ジェルインクの欠点として、乾きにくく書いた文字でノートが汚れやすいという問題があります。
それに対して改良を加えたのがサラサドライです。
書いた紙に早く染みこむインクのようです。
それでも、サラサドライの上からマーカーでなぞると、インクが流れてノートもマーカーの先も汚れてしまいます。
せっかく重要な箇所をマークするのに、その重要な箇所が汚れるのはとても残念です。
そんなときは油性インクのボールペンを使っていました。それでも品質の悪い油性ボールペンはインクの「ダマ」ができます。そうなるとマーカーでの汚れは当然に出ます。
せっかく重要な箇所をマークするのに、その重要な箇所が汚れるのはとても残念です。
そんなときは油性インクのボールペンを使っていました。それでも品質の悪い油性ボールペンはインクの「ダマ」ができます。そうなるとマーカーでの汚れは当然に出ます。
今回紹介するこのサラサマークオンはジェルインクでありながら、上からマーカーを重ねても、インクが流れて汚れることはないという製品です。
ゼブラでは「書いてから5秒待ってくれ」と説明していますが、5秒ならボールペンからマーカーに持ち替えたりするのだから気にならない時間でしょう。
このペン何が違うかというとインクに秘密があるようです。
インクに新成分を配合することで、耐水性が上がり、紙への固着性が上がったようです。
以下試してみました。
拡大して確認してね |
書いてから5秒後に文字の上をマークしてみました。
上から
1.万年筆
さすがに5秒後ではまったく乾いていませんので最悪の結果になりました。
2.万年筆
ルール違反ですが、乾いてからマークしてみました。それでも当然汚れますね。
3.エナージェル
やはりジェルインクです。書き心地はとても良いです。
これだけ太さが1mmなので若干不利ですが、当然汚れています。
4.ジェットストリーム
今や高性能油性インクボールペンの代表です。さすがに汚れていません。
この点でもお勧めのボールペンですね。
5.シャーペン
これは0.5mmのHBです。汚れていません。
芯の硬さによっては汚れる可能性もあります。
6.プラマン
世界的ベストセラーのぺんてるのプラマンです。
あのペンジャケットシステムにも使われたペンです。
「ITOYA110 ペンジャケット システム」 2016年10月3日
プラスチック製ペン先の万年筆ですから当然汚れます。
サラサボールペンのスタンダード。
5秒後にマークするとやはりインクが流れて汚れます。
8.サラサドライ
サラサドライになると、かなり改善されていますが、それでも少し汚れます。
9.サラサマークオン
5秒後にマークしたけれど、まったく問題ありません。
書き心地とこの性能は、マークする可能性のある場面ではお勧めです。
えっ、マークする場面がない?
あのね、とりあえずマークするとね、勉強した気になりますよ。
あのね、とりあえずマークするとね、勉強した気になりますよ。
2018年4月15日日曜日
無印良品の再生紙ノート
ブログが半月止まっていました。
○おすすめポイントその1
私はA5サイズを常に10冊ほどストックしています。
年度の変わり目で何かと忙しかったのです。
さて今年度はしばらく溜まっていた文具ネタを書いていきましょう。
まずはこれ、「無印良品再生紙ノート」です。
私はこの1年くらい使いまくっています。
表紙の色はベージュとダークグレーがあり、サイズはA6、B6、A5、B5などがあります。
ベージュのノートが無地で、ダークグレーのノートが5mmの方眼です。
○おすすめポイントその1
とにかく安いのです。
執筆時点では、A6が70円、B6が80円、A5が80円、B5が90円、すべて税込です。
10冊買っても800円ですから。
○おすすめポイントその2
上下左右どちらからでも使えます。
表紙が無地ですし、中紙も無地と方眼だけで、方眼の印刷に上下もないので、左開き、右開き、縦開き、横開き、どうにでも使えるのです。
たとえば、以下は今まで使っていたCampusノートです。
もちろん、このノートも好きですが。
表紙が無地ですし、中紙も無地と方眼だけで、方眼の印刷に上下もないので、左開き、右開き、縦開き、横開き、どうにでも使えるのです。
たとえば、以下は今まで使っていたCampusノートです。
もちろん、このノートも好きですが。
表紙にしっかりとロゴが印刷されていて、中紙に上下があり、その欄外には「Date」の文字が印刷されています。こうなると開き方と書き込み方は限定されます。
○おすすめポイントその3
品質も良いです。
品質も良いです。
糸綴じは強く開いてもページが剥がれ落ちることがありません。
どこにでも持って行くノートとしてはありがたいポイントです。
用紙も薄い生成りのような色で白すぎず、目に優しい色です。
万年筆のインクも裏抜けしません。
私は、A5のダークグレーのものをチョイスしています。
上記のとおり、常に10冊ほどをストックしています。
表紙の背に近い部分にテプラでタイトルを入れて、その項目に関することだけを書くのです。
30枚60ページは「1項目だけを書く」と割り切ると、とても使いやすいページ数だと思います。
私は、研修会のアイディア書き出しとか、原稿のラフな構想だとか、登記事件の整理だとかに利用しています。
私は別に手帳があるけれど1ヶ月の日記としても30枚だから使えますね。
それらの中から、その日の必要に応じたノートを数冊チョイスしてバッグに入れるのです。(これを「サンダーバード2号方式」と言ってます)
厚い白紙だらけのノートを持ち歩くより合理的だと思っています。
ノートの利用方法は生産性に直結します。
「俺は手書きなんてアナログなものは使わないんだ」という人がいます。まあ、私と違う考え方だと思いますが、本当にクリエイティブな発想は紙に手書きからだと思っています。
そのためには、もったいないと言わずにノートをティッシュのように使いまくるのです。
紙にきれいに整理するのではなく、グルグルと線や図形を書き殴るのです。(整理するならデジタルの方が向いています)
そのように使うから、安くて薄いノートが良いのです。
もちろん、もっと安いノートもあるでしょう。
そういうノートは電話のメモ等に使っています。
必要な事項をデータとして入力すれば捨てても良いノートです。
私のこの無印のノートの使い方は、アイディアなどのまとめに使いますので、その内容は最終的には電子データに変化するのですが、ノートは一応保管が条件です。
保管するには、保管性から考えても検索性から考えても、同じノートが揃うことが理想です。
その項目が必要なくなれば、そのノートだけ別に処分できるので、整理しやすいと思います。
その項目が必要なくなれば、そのノートだけ別に処分できるので、整理しやすいと思います。
結局、持ち歩くサイズ感(私はA5がしっくりきます)、用紙の書きやすさ(万年筆もボールペンもシャーペンも引っ掛からず、裏抜けしない)、供給が切れないこと(無印の定番ですからおそらく無くならない)、揃えて書棚に立てたときの検索性の良さなどで、私はこのノートにおちついています。
このノートは安いので、まずは買ってみてください。
生ビール1杯で5冊買えます。(何と比べているんだ)
だから、もったいないと思わずに、本当にティッシュのように使いまくってみてください。ノートの使い方を変えましょう。
1項目とは、たとえば
「2018年に観た映画」
「長崎旅行計画」
「自動車購入計画」
のような個人計画ものでも良いでしょうし、
「Evernoteの裏技」
「相続に関する税」
のような項目まとめにも良いかも知れません。