2016年2月28日日曜日

勇気と工夫と努力 そして愛 Jリーグ開幕

Jリーグが開幕しました。
例年よりも早い開幕ですが、サポーターとしてはまったく差し支えありません。

我がベガルタ仙台は、解説者達の戦前予想によると、J1下位のようです。
もう慣れています。
解説者とは、本当に何を見ているのでしょうか。
今年のベガルタ仙台は強いのに。

ひいき目ですか?
まあ、そうかもしれません。
スポーツを見るのに、肩入れするチームがなくて冷静に解説するなんて考えられません。

以前も書きましたが、サポーターは「ひいき」というより「愛」なんです。

試合で負けそうな展開になると途中で帰る人は、サポーターではありません。
どんな内容でも負ければブーイングする人も、サポーターではありません。

自分の息子が出ている試合で負けそうなときに帰る親がいますか。
最後まで見届けるでしょう。

強くなければ応援しないのなら、レアル・マドリードでも応援すれば良いでしょう。

我がチームの中に、選手の能力の中で最大の努力が見えたら、応援すべきでしょう。
もしかすると、我がチームの最大の努力でも勝てない相手がいるかもしれません。
それでも、勇気と工夫と努力で立ち向かっていく姿を応援に行くのでしょう。

私は土地家屋調査士業界の新人たちのサポーターでもあります。
そう思わなければ、私は「土地家屋調査士の新人たちや、これから土地家屋調査士を目指す人たちのための研修がライフワーク」なんて言えません。

能力が無いなかでも勇気を持って工夫して努力を続ける限り応援します。
小手先でごまかしている新人にはブーイングします。

私は、「弱い人間や組織がどうすればジャイアントキリングができるか」を長年考えてきました。
新人も組織も、必要な事は「勇気と工夫と努力」です。
そして「愛」あるサポートも欲しいですね。


えっ、ベガルタ仙台は勝ったかって?
だから、我がベガルタ仙台は強いんですって。
すでに昨日の試合の録画を3回見ました。

今年もまた忙しくなりますねぇ。



ベガッ太 2016マスコット総選挙1位獲得!












2016年2月22日月曜日

JINS SCREEN

私は、一日中、コンピュータやスマホ、タブレットなど何らかのディスプレイを見ています。仕事も趣味もすべてディスプレイなしではできません。

だからベッドに入ってもまだ見ています。
目に悪いことは分かっています。
でもなかなか止められません。

そんな時に、自分に対する最高の言い訳を見つけました。
機能性アイウェアで最近頑張っているJINSからまたまた新製品が出たのです。

JINS SCREENです。

コンピュータ・ディスプレイやスマホなどの液晶から出ているブルーライトをカットするメガネです。以前、JINS PCと言ってたものの進化形らしいです。
肩こりや寝不足を解消してくれるメガネだそうです。

ブルーライトをカットする割合の違いで3種類のシリーズが発売されています。
DAILY USE  25%
HEAVY USE 38%
NIGHT USE  60%
の3種類です。

まずはNIGHT USEを買いました。
定価は3900円(税別)です。
ベッドで文字を読むために買ってみました。
とにかく安いので、失敗しても大したことないと思いました。
デザインもそれほど選ばずに買いました。
寝る直前の使用ですし。

 NIGHT USE レンズ色がかなりベガルタですね

さすがにNIGHT USEは60%カットなので、かなりの”ベガルタ”カラーになりますが、まあ夜中に文字中心に読むだけなら何の問題もなさそうです。

しばらく使ってみました。
肩こりや睡眠は最初からそれほど深刻な症状はないので、結局効果がよく分からないけれど、まあ悪くはなさそうだと思い、先日、日中のデスクワーク用にHEAVY USE 38%を度付きにして買い足しました。
度付きで11,900円(税別)でした。

手前がNIGHT USE 60%、奥がHEAVY USE 38% 
これも薄い”ベガルタ”カラーです。ユース程度でしょうか。色を調整するような仕事には向きませんが、私の普段の仕事ではそれほど困らない程度の色合いです。
しばらく使ってみます。

DAILY USE は、ほぼ透明のレンズです。
HEAVY USEをしばらく使って効果が感じられたら、普段使いの眼鏡のレンズをDAILY USEにしても良いですね。

そんなメガネを買って夜更かししていないで、目を休めなければならないのは分かっていますけどね。



2016年2月19日金曜日

オデッセイ

「オデッセイ」観ました。



 火星での有人探査の最中、突然の嵐に巻き込まれてしまったワトニー(マット・デイモン)。
探査船の仲間達は、ワトニーが死んだと思い、緊急事態を脱するため、火星を脱出した。
しかし、奇跡的な状況で、ワトニーは生きていた。
火星に一人取り残されたワトニーは考える。
次の探査船が火星に来るのは4年後である。そこまで生き延びるのが唯一の望みであるが、生きていることを伝える通信手段もなく、水も酸素も少なく、食料は31日分しかない。
しかし、ワトニーは絶望しない。あらゆる手段を尽くして生き延びていく。


ベストセラーの「火星の人」の映画化ですね。
実は「火星の人」は私の「積ん読」の山の中にあります。
当時話題だったし、実際面白そうだったので購入しましたが、なかなか読むタイミングがなかったのです。

映画は本を読んでから観るつもりでしたが、間に合いそうにないので、先週、先に映画を観ました。

監督リドリー・スコット、主演マット・デイモンです。
「きっと、面白いでしょ」と思って行ってみました。
実際、面白かったです。

マット・デイモンは、どんどん良い役者になっていますね。(ごめん、上から目線ですか)
絶望の中、開き直りながらも、前向きに生きようとする主人公を好演しています。
(この開き直り方がとても良いのです)

宇宙から地球への帰還のネタなら、たとえば「ゼロ・グラビティ」や「アポロ13」などもあるけれど、あそこまで緊張感一杯だけではなく、コメディの要素が多いので、もっと気楽に観ることができます。

この映画は、地球への帰還の物語だけではなく、むしろ置き去りにされた火星でいかに生き残るかというサバイバル物語の部分が抜群に面白いです。

絶望的な何も無い中、地球から救援が期待できるまで4年間生き延びなければなりません。
絶望的に不足している水や食料などを、科学知識を駆使して作るのです。
観客としては、むずかしい科学知識は不要です。
無くても良いけれど、中学理科程度の知識が有ればより楽しめるという内容です。

そして前述のように、悲壮な状況でもコメディを忘れないというハリウッドの伝統的主人公のお約束があり、楽しく観ることができます。

また、ワトニーが生きていることを知った地球のスタッフや、帰還途中の探査船の仲間達のドラマも、ちゃんと考えて創られています。

ワトニーはどのように火星で生き残るのか、地球からはどのように救援をするのか、そしてワトニーはどのように地球に帰還するのか。
まだ観ていない人には、お勧めです。
少なくても、退屈はしないから。

なお、映画音楽ですが、音楽そのものがネタになっています。
だからここでは触れませんが、適格な選曲でとても楽しいです。

原作を読みたくなりました。
あの火星のサバイバルの部分が、おそらくもっと詳細に理屈っぽく書いているでしょう。

原作本の「火星の人」を、私の「積ん読」の山の中から掘り起こして、私の鞄の中に帰還させようと思います。





2016年2月18日木曜日

舟山政明先生法務大臣表彰祝賀会

出張続きでブログのネタが貯まっています。
少しタイミングが遅れたネタも多いのですが、徐々に書いていきます。

先週2月10日に、宮城県土地家屋調査士会元会長で、相談役である舟山政明先生が法務大臣表彰を受章され、その祝賀会が開催されました。




舟山先生は、本当に会員のためだけを考えて会長をなさった方です。
以前書いたブログ「会長を長く続ける秘訣」とは、まったく逆のタイプの方です。

舟山先生は昭和58年に土地家屋調査士事務所を開業されて、33年という長い間、土地家屋調査士業務を誠実になされてきました。
開業して4年目の昭和62年から、宮城県土地家屋調査士会の理事として活躍され、平成19年の会長職退任まで、宮城県土地家屋調査士会の会員の指導に当たり、土地家屋調査士制度の発展に寄与されました。

今回の法務大臣表彰受賞は、まったく妥当なことだと思います。
心からお祝いを申し上げました。

舟山先生は常に謙虚で、前向きな方で、私は大好きな方です。
舟山先生を嫌いな方は存在しないのではないかという人徳が備わっています。

舟山事務所は、ご自宅の一室です。
ご自宅でも、「事務所に入るときは、ネクタイを着けて入る」と以前に聞いたことがあります。
その舟山先生の真摯な態度に触れて、すごく感銘を受けました。
自宅の一部が事務所なら、私はパジャマのままで仕事をするかも知れませんから。

舟山先生は大変企画力に優れている方で、先生が宮城青調会会長の頃、その柔軟なアイディアのもとで、様々な企画を立てて行動するのが楽しみでした。

平成15年に、その舟山先生が宮城県土地家屋調査士会の会長に就任される際に、まだ平理事の私に副会長のお誘いを戴きました。
正直当時の私は役員をやりたくなかったのですが、「あの宮城青調会の関係のまま、舟山先生と会務ができる」と、私は喜んで受けた記憶があります。

会務は楽しいことだけではありません。しかし、何があっても舟山会長が動じずにニコニコしているところを見ていると、役員皆で頑張ることができました。
そして確かに会務はやりがいのある楽しいものになりました。

とても嬉しい祝賀会でした。
おめでとうございます。

元日調連副会長・宮城会相談役 
亀山一宏先生の祝辞

2016年2月14日日曜日

補助者修行の計画 場所について

先日は補助者希望の方の相談に対して、期間の話を書きました
今日は補助者修行をする場所の話を書きます。

この質問もよく受けています。
「私の地元では雇ってくれる事務所がない」と嘆いている方がいました。
まあ、そうでしょうね。
先日書きましたように、補助者を募集している土地家屋調査士事務所は、一時期よりも減りました。
土地家屋調査士事務所だけではありません。すべての産業が右肩上がりとは言えないこの時代に、できるだけ人件費を減らしておくというのは、バブルが弾けてから日本のあらゆる業界が学んだことです。

また、本当に補助者が必要な事務所なら既に雇っているでしょう。
残念ながら、あなたが合格することを待っている事務所はありませんから。

また逆に、頻繁に補助者を募集している事務所があります。
アドバイスしますが、その場合は、その事務所をよく確認してみてください。
比較的大規模な事務所であっても、そうそう頻繁に募集はしません。
何か補助者が定着しない理由があるのかも知れません。

とにかく、補助者として修行する事務所を捜すことはタイミングと出会いでしょうね。

ただし、なぜ、自分の地元だけで修行する事務所を捜すのでしょうか。
もう少しエリアを広げて、遠隔地の事務所まで視野に入れて修行する事務所を捜しても良いのではないでしょうか。小さな町には土地家屋調査士も少ないですし。

もちろん、可愛がってもらい、地元で開業し、自分の師匠がその後地元の良き先輩としてお付き合いできることが理想ですし、普通はそうなるはずです。

でも、小さな町の場合、同じ町で開業する合格者に対して、
「もしかしたら、退職するときには、私のお客まで持っていくのではないか」と疑心暗鬼になるレベルの低い先生もいるかも知れません。

修行する事務所なのだから、永久就職先を捜しているわけではないでしょう。
だったら、ある程度の期間は遠距離通勤で頑張るか、あるいは単身赴任だと割り切って修行したら良いでしょう。

遠隔地の事務所であれば、できれば開業する予定の地域と修行する事務所の地域の地図の状況が似ていることが理想です。
不動産登記法14条1項(地図)の地域か、それとも4項(公図)の地域かで、筆界確認などの仕事の段取りに影響するので、似ている地域の事務所の方が良いでしょう。もちろん、必須条件ではありません。

とにかく、修行も開業も、何故「地元じゃないと」と決めつけるのでしょうか。
土地家屋調査士など資格者は全国どこで開業しても良いのですから。
そんな柔軟な思考を持たないと個人業は辛いですよ。
まじめに生活していれば、誰かが指示してくれる世界では無いのですから。







2016年2月11日木曜日

めぐり逢えたら

映画館に行く時間がありません。
JR移動中に観た古い映画です。

「めぐり逢えたら」
1993年のトム・ハンクスとメグ・ライアンの2人のラブ・ストーリーです。

ラブ・ストーリーは、私の苦手なジャンルです。
だって、誰もライト・サーベルを振り回さないし、空を飛ばないし。



病気で妻を亡くしたばかりのサムは、シアトルに引っ越ししたが、落ち込んだまま。
それを心配した8歳の一人息子のジョナは、ラジオの相談番組で「パパに新しい奥さんを」と相談する。その番組で妻への心情を正直に伝えたサムに共感したたくさんの女性から手紙が殺到した。
ボルチモアに住む新聞記者のアニーも、彼に興味を持った女性の一人だった。
アニーは婚約者ウォルターがいるが、ウォルターが自分の運命の人かどうか分からないでいた。
偶然聴いたラジオで、妻への愛を語るサムに、アニーは涙した。
そして見知らぬラジオの彼に心が惹かれていくのだった。



この作品は、1957年制作のケーリー・グラントとデボラ・カーの名作「めぐり逢い」がモチーフになっている映画です。


映画「めぐり逢い」の紹介が、この「めぐり逢えたら」の劇中でなされます。
ですから、どうしても「めぐり逢い」を観ていなければわからないということでもありません。でも、エンパイア・ステート・ビルやタクシーなどのオマージュが、ちりばめられていますし、作品中を貫く「運命の出会い」を違和感なく受けいれるには、「めぐり逢い」から観ていた方が良いのかも知れません。

さて、この2つの映画の主要テーマである「運命の出会い」は、松田聖子に言わせれば「ビビビ」でしょうか。
私はこの「めぐり逢い」をかなり昔に観たのですが、やはり「運命の出会い」には違和感があります。

アニーはこのラジオ放送を聴いて、サムに恋をします。
婚約者がいるのに、ラジオで一回聴いたサムに心を奪われます。
目の前のウォルターではなく、ラジオのサムが「運命の出会い」ではないのかと迷います。そして、何も手につかなくなり、サムに会いに行くのでした。

どうなんでしょう。
亡くなった妻への想いを語る男性に好意を持つことは理解します。
だからと言って、運命の出会いになるのですか。
どうしても愛が唐突に見えます。

えっ、愛って唐突なんですか?
だから、私はラブ・ストーリーが昔から苦手なんです。
まだ愛を語るには早いのかも知れませんね。

じゃあ、この映画は全然楽しめなかったかって?
そんなことはありません。

何と言っても、息子ジョナ役のロス・マリンジャーがとても可愛いし、アニー役のメグ・ライアンは当然可愛いし、観ていてニコニコしてしまいます。
トム・ハンクスですか?良いんじゃないですか。

話を戻して、この物語「めぐり逢えたら」はラブ・ストーリーなのですが、なかなか二人は出会いません。
「実際に二人が会うのは・・・(自主規制)」なのですが、ここは、とても気が利いていると思います。
この部分を書きたいのだけれど、ネタバレになりそうです。
古い映画はネタバレして書いても良さそうなんだけど、この私ブログを読んで映画をレンタルするという人もいるらしいので、一応規制しておきます。

現実感のないラブ・ストーリーは、私は馴染めないと思っていました。
というより、映画に求めているものが違っていたのでしょう。
映画では、ラブ・ストーリーも冒険活劇も答えがわかっているのに、観客は途中の荒唐無稽のストーリーに付き合うのだから同じなのかもしれません。

ラブ・ストーリーだけ「現実感がない」と毛嫌いしないで、もう少し観ましょうか。

ちなみに、トム・ハンクスとメグ・ライアンはこの映画の監督ノーラ・エフロンと再びチームを組み、この後1998年に名作「ユー・ガット・メール」を撮るのですね。
この映画については、いずれ書きます。




2016年2月9日火曜日

土地家屋調査士のインフォマーシャル

日本土地家屋調査士会連合会は、土地家屋調査士の仕事をわかりやすく紹介するために、BS朝日でインフォマーシャルを放送しています。

以前このブログでも紹介した近畿ブロック協議会製作の「土地家屋調査士 THE MOVIE」を使用して、「土地家屋調査士ってこんな仕事だよ」という情報(information)をわかりやすく説明し広報(commercial)しています。

放送は既に始まっているので、ご覧になっている方も多いと思いますが、まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。

私は、出張準備などで先週見逃していますので、本日確認しました。
良くできている動画だと思います。









日調連発第299号
平成28年2月3日
各土地家屋調査士会長 殿
日本土地家屋調査士会連合会長    


インフォマーシャルの放送について(お知らせ)


 当連合会の会務運営につきましては、ご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
 さて、平成27年度の広報部事業計画にありますメディア等を利用した広報活動の一つとして、近畿ブロック協議会で制作されましたアニメーションを活用したインフォマーシャル(120秒)の放送を企画・検討してきたところでありますが、この度、下記により放送されることとなりましたのでお知らせします。
 なお、現在の放送日程は下記のとおりですが、番組編成の都合(スポーツ中継の延長など)により変更になる場合があります。



1 放 送 局  BS朝日(BS5ch)

2 放送日程  平成28年
             2月 4日(木)21:00~21:54間
                5日(金)17:00~19:00間
                8日(月)20:54~21:00間
                9日(火)21:00~21:54間
               11日(木)08:58~10:00間
               17日(水)23:00~24:00間
               18日(木)15:00~16:25間
               20日(土)16:00~17:00間
               20日(土)18:54~20:54間
               28日(日)16:00~17:00間
               29日(月)12:00~13:55間









2016年2月7日日曜日

デルガード Type - Lx

折られ続けの人生の方、もう大丈夫です。

折れない機能を持つシャープペンシルも各メーカー出そろった感があります。
以前このブログでも紹介したオレンズなどもそうですね。
昨年はこの折れないシャープペンシルがブレイクしたようです。

ゼブラのデルガードもかなり売れたようですね。
筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする独自機構によって、強い力をかけて書いても芯が折れません。
実際にやってみましたが、本当に折れません。

それ以上強い筆圧をかけても、芯が折れる前に紙が破れるでしょう。
4回以上のノックをして芯を出し過ぎると折れることがありますが、実際に使う場面ではそこまでノックすることはありません。





芯が折れないということは、原稿等を書いているときに思考を邪魔されないということです。
そのために何か考えるときは万年筆を使ってきました。

ですから、芯が折れない機能の凄さは認めていましたが、それでも買わないでいました。

書いた文字を消すことができる機能が、他のペンに対するシャープペンシルの優位性です。
でも、その機能なら、今はフリクションボールペンでも実現できます。
そうなると、ボールペンのインクに比べて、シャープペンシルの筆跡の薄さが気になり始めて、最近は手帳やノートで使う場面が減っていました。

折れない機能には興味があるけれど、私は既に何本かシャープペンシルを持っていることと、デルガードは少しチープな感じがすることが、私の物欲を刺激するまでではなかったのです。

そんななか、1月21日にデルガードの新製品が発売されました。
デルガード Type - Lx です。
結局、買っちゃいました。



金属部品が採用され、高級感のあるデルガードになりました。
金属部品採用により、高級感だけでなく、重心が低くなり握りやすくなる効果も加わりました。



私の気に入っている三菱鉛筆の「uni SHIFT 0.5」のような製図用シャープペンシルのデザインでありながら、軸の先を透明にして、上の図のデルガードの独自機構を見せています。
上手いデザインだと思います。


上の赤いペンが uniSHIFT


注文があるとすれば、ペン軸の握る部分にもう少し滑りにくい加工がされている方が良いと思うことでしょうか。
また、もう少し重い方が握ったときに安定すると思います。
この部分は個人的な好みですし、今のままでも文句は無いですよ。

さて、このデルガード Type -Lxは、定価1000円(税別)です。

ねっ、文具って良いでしょう。
1000円で高級タイプが手に入って、ちょっとドヤ顔できるジャンルですから。
















2016年2月4日木曜日

補助者修行の計画 期間について

土地家屋調査士試験合格者とお話ししていると、以下のような質問を良く受けます。
先日の「土地家屋調査士事務所開業ガイダンスin大阪」でも出た質問です。

「補助者になって修行したいのですが、試験合格者は雇ってもらえないようです。私はどうすれば良いでしょうか。」
こんな内容です。

確かに、補助者を募集している土地家屋調査士事務所は、一時期よりも減りました。
すべての産業が右肩上がりとは言えないこの時代に、できるだけ人件費を減らしておくというのは、バブルが弾けてから日本のあらゆる業界が学んだことです。

またそれに加えて、試験合格者を雇わない事務所があることも事実です。

良くも悪くも、試験合格者はいずれ事務所から独立します。
「どんなに教えても、覚えるだけ覚えたら、自分の都合の良いタイミングで事務所を退職するのだろう。」
そう思うのなら、事務所は最初から雇わないでしょう。
それなら、試験合格者ではない人を雇う方が、事務所としては使いやすいはずです。

この問題は、お互いに目的と期間を曖昧にして仕事を始めるから生じるのだと思います。

突然辞められるのが、雇用者として困ります。
最初から1年とか3年とか独立までの期間を決めて、その先生と相談をすれば良いと思います。
そんな肝心なことを曖昧にしながら雇用関係を始めるから、あとで「こんなはずではない」とお互いに言いたくなるのでしょう。

また、「何年経っても教えてもらえない」と不満を言う補助者も聞いたことがあります。
事務所は働いてもらうために雇っています。
教えるために給料を払うのではありません。
そこは勘違いしない方が良いでしょう。

勤務時間はしっかり働くのです。
だからこそ、学ぶ機会が増えるのですし、先生が教えてくれる時間も増えるのです。

事務所が補助者を雇うときは、具体的に働いてもらう必要があるからです。
そこは、試験合格者が担当したいと望んでいる部所と違うかもしれません。

だから、最初から具体的な独立の計画を相談した方が良いでしょう。
たとえば、「3年後に独立したい。測量を教えて欲しい。そのかわり3年間はしっかり働く」などと具体的に相談したら良いでしょう。

そうすれば、「いつまでも事務所にいられるよりも、当面の忙しい3年間だけ手伝ってもらって、確実にその後いなくなると明確な方が雇用しやすい」と考える事務所もあるはずです。

直接先生に会って、正直に相談をした方が良いです。
条件が合ったとしても、人としての相性もありますから。

具体的に独立計画を相談することで雇用を断られても、黙っていてあとから気まずい思いをするよりも良いでしょう。
だって、その先生は、あなたが独立してからも、嫌でも付き合わなければならない業界の先輩になるのですから。






2016年2月1日月曜日

デュエット・ディスプレイ Duet Display

2週続けて週末に出張が続きました。
個人業をしていますから、いつでもどこでも仕事をしなければなりません。
私のホテル選びではLANと適度な机を必須としています。

また、日中時間があれば、日本中どこでもスタバに入って、ノートコンピュータを開いています。

スタバは便利です。
コンピュータを開いてキーボードを叩いても問題の無い喫茶店です。
wifiもあるし、一部には電源のついているテーブルもあります。
捜さなくても、大きな駅の近くには必ずありますし。

さて、私の出張ではMacbookは必須です。
携帯できるサイズなので便利なのですが、ディスプレイが小さいので、デスクトップと比べればどうしても生産性が下がります。
ブラウザで調べながら、文章を書いたり、スライドをまとめたりする作業が多いですが、やはり小さなディスプレイでは不便です。

そこで、昨年から使い続けていて、とても気に入っているiPadのアプリがあります。
Duet Displayと言います。


iPadをセカンド・ディスプレイとして利用できるアプリです。
これはMacやPCにiPadをケーブルで繋いで、セカンド・ディスプレイにします。
以前にも同じようなアプリがありましたが、Duet Displayはブルートゥースなどで繋がないで直接ケーブルで繋ぐので、ディスプレイ間にタイムラグが生じません。
とても自然にマルチ・ディスプレイ化します。



右が常に携帯しているMacbookです。ディスプレイは12インチRetinaディスプレイです。
左にあるのはiPad Proです。ディスプレイは12.9インチRetinaディスプレイです。

iPad Proに表示されているのは、まさしくOS X El Capitan です。
このアプリはiPad Proだけでなく、iPad miniでも iPhoneでも使えるアプリです。

iPad Proは、Macbookよりもディスプレイが大きいので効果は大きいですが、実はiPhone
だけ繋いでも効果はあるでしょう。

設定画面では、サブ・ディスプレイの解像度やフレームレートやサブ・ディスプレイの配置などを変更できます。



上の写真は、真ん中のキーノートのウィンドウを、右のMacのディスプレイから左のiPad Proのディスプレイに移動しているところです。

このDuet Displayは1900円程度です。iOSのアプリでは高い方ですが、費用対効果は十分です。
MacでなくてもPCでも使えるそうですので、iPadを持っていて、私のようなニーズがある人は試す価値があると思います。